自分の強みを理解している人

グローバル化が進み外資系企業への就職や転職を考えている人が増えています。しかし誰でも外資系企業への就職や転職は向いているのではなく、企業が好む人材というものが存在します。例えば、議論は常に具体的で…
向上心のある人

外資系企業といえば、英語力が堪能でエリートが集う場所、というイメージが強いかもしれません。しかし、それ以上に大切なのは向上心です。外資系企業の多くは実力主義であり、自らが積極的に自信をもって行動し…
英語の読み書きスキル

外資系企業で働く人は業務の性質上、様々な国や地域の人と接する機会が多々あります。商取引に関わる交渉から相手との交流を目的とした雑談に至るまで、英語で会話をすることが多いので一定レベル以上の語学力は…
コミュニケーションスキル
価値観や考え方は人それぞれ
外資系企業の多くは国際的なビジネスを展開していることから、様々な国や地域の人と接する機会が多くなります。価値観や考え方は人によって異なるのが普通ですが、国が違うとその傾向は顕著です。日本では考えられない事柄も別の国では当たり前、というケースも珍しくありません。外資系企業で働くということは、自分とは価値観や考え方が全く異なる人を相手にすることでもあります。そのため、外資系企業では外国語を話せる人よりも、どのような相手でも分け隔てなく接することができる、コミュニケーション力が高い人を重視する傾向があります。就活生に対して学生時代の交友関係を根掘り葉掘り聞く外資系企業が多いのは、人付き合いの方向性やコミュニケーション力の程度を確認しているのが大きな理由です。

誰を相手にしても公平に接することができる人材が求められる
外資系企業におけるコミュニケーション力の高さは単に人付き合いの多さではなく、その中身を意味します。付き合っている人数が多くても価値観や考え方が類似している場合は多様性があるとは言えません。自分とはあらゆる意味で対極に位置していたり特定の部分だけ類似しているなど、人数は少なくても付き合いの方向性が多彩であることが外資系企業の求める条件に合致します。価値観や考え方が異なる相手と仲良く付き合うのは非常に困難です。しかし外資系企業の仕事は価値観や考え方が大きく異なる異国の人を相手にするものが多いので、困難なままで終わらせることはできません。そのため、どのような人を相手にしても公平に接することができる、バランス感覚に富んだ人が重宝されるのです。